2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

Self similarity descriptor

Self similarityは面白い特徴で、個々の画像内での類似したパッチのなす形状を抽出するものです。世の中の大半の特徴は輝度勾配ベースなのに対し、この特徴は質的に異なる情報をとれるため注目されています。 http://www.wisdom.weizmann.ac.il/~vision/Self…

Octaveでdeformable part modelを使ってみる (2)

著者のページから最新のコードをダウンロードして展開します。 ディレクトリ内でoctaveを立ち上げ、まずmexでCファイルをコンパイルします。 $ cd voc-release4 $ octave octave:1> mex dt.cc octave:2> mex features.cc octave:3> mex fconv.cc octave:4> m…

Octaveでdeformable part modelを使ってみる (1)

Deformable part model*1は近年特に注目を浴びている一般物体検出手法で、デファクトスタンダードとしての地位を固めつつあります。人気の理由として、認識精度のよさや理論的な面白さなどがあげられますが、やはり開発者がしっかりしたソースコードを提供し…

convertと標準入出力

そういえば、ImageMagickのconvertで標準入出力ってどうやって使うんだろうと気になったのでやってみました。といっても至極簡単で、 $ convert -strip XXX.jpg ppm:- | ./compute_gistのようにハイフンで指定するだけのようです。明示的にフォーマットを指…

画像サイズと認識率

GISTは比較的計算コストが小さい特徴量ですが、やはりそれなりに時間がかかります。手っ取り早く処理を軽くするには画像サイズを小さくすることが考えられますが、認識精度との兼ね合いが気になるので調べてみます。ベンチマークは、前回と同じMITのシーン画…

GISTで画像認識

せっかくなのでGISTで画像認識をやってみます。 GISTは画像全体のシーン認識を目的に設計されており、このタスクに特に適しているとされています。まず、GISTの開発者が提供している、8クラスのシーン画像データセットで試してみます。 以下のページからImag…

GIST特徴抽出

GISTは代表的な大域的画像特徴量(画像全体から求まる特徴ベクトル)の一つです。コンピュータビジョン、特に一般物体認識の大家であるA.Torralbaらによって開発された特徴量*1で、現在でもしばしば用いられます。コピー画像検出タスクなどでは、bag-of-word…

CentOSにRを入れてみた

ここから必要なrpmパッケージを落とす。 まずR本体のインストール。 $ rpm -ivh R-2.13.0-2.el6.rf.x86_64.rpm エラー: 依存性の欠如: libtcl8.5.so()(64bit) は R-2.13.0-2.el6.rf.x86_64 に必要とされています libtk8.5.so()(64bit) は R-2.13.0-2.el6.rf.…